カトリック教育
聖母の集い・七五三の祝福・クリスマス会など年間色々な行事を通して、カトリック教育の基礎理念である「一人ひとりがかけがえのない宝物して、神さまに守られている・愛されている」ことを子どもたちに感じて欲しいと環境を準備しています。祈りで始まり、祈りで終わる園生活を大切にしています。
モンテッソーリ教育
主体的に活動できる子どもを育てる「モンテッソーリ教育」を取り入れ、縦割りクラスを編成しています。モンテッソーリ教育の目的は、人格の形成であり、子どもの自由を保障し、子どもにあった環境を構成し、調和のとれた成長を助けることです。
日常生活の練習
子どもたちが最初に興味を示す活動です。子どものサイズにあった魅力あふれる教具が「さぁ!私を選んで・・・とても楽しいよ!」と道具が子ども達に呼びかけるように準備されており、やりたいと思うものを子ども自身が自ら選んで活動します。環境や自己自身へ配慮しながら指先を洗練し運動調整の力を養い、またグループ活動により社会性を身につけます。
感覚
視覚・触覚・聴覚・味覚・嗅覚の五つの感覚は、幼児が外の世界と関係を持つ為の大切な窓口です。特に3~6歳の幼児期は、この大切な窓口「感覚」が著しく発達する時期、感覚の敏感期にいます。秩序感ある美しさを持った感覚教具を使い、物の同一性や漸次性を確かめる力を養い、これまでの生活で経験・吸収した多くの物を整理し、秩序づける手助けをします。
数
感覚的に訴える教具により、「量」を具体的に把握させ抽象的な「数」へと導き、「量」と「数」の一致を非常に大切にしています。具体的な物を使って系統的に体験しながら、数に対して興味を持つようになります。また、グループでするダイナミックな数活動や、個別活動を通して整理・秩序づけられます。数式を解いたり、暗算することが最終目的ではなく、人間として生きていくために必要な数学的思考を身につけていきます。
言語
2歳半~6歳の子どもたちは、言語に対する大変敏感な時期にいます。この時期に言葉の世界への興味が育つように配慮された教具と何回も関わる事により、語彙が拡充され、正しい話し言葉、書く、読む等言語活動が広がっていきます。
文化
具体的な教具によって、音楽リズム・絵画製作・地理・歴史・生物・宗教など総合された活動です。子ども達の探究心に応えながら、宇宙的・世界的な視野にたって見つめ、子どもの知性、情緒性、良心の発達を促し、真に平和を願う心を育てます。
縦割り保育
3・4・5歳の異なった年齢の子どもたちを混合したクラス編成をしています。クラスの中は皆がまるで兄弟同士のように家庭的な雰囲気です。
年長児が年少児のお世話をしたり、年少児が年長児に憧れと親しみを感じながら模倣しお互いから学ぶチャンスがふんだんにあります。
縦割りクラスでは、教えたり教えられたり、助けたり助けられたりすることを自然に学び、能力や性格の異なった人々との調和が、美しい人間社会をつくる事を体験的に理解していきます。思いやりや尊敬する態度が養われ、一人ひとりの発達に応じた指導ができるよう努めています。